ThinkPad X1 Carbon 4th Generation に Ubuntu 16.04 LTS をインストールして生活環境を移行


連休直前にノートPCのバッテリーが充電できなくなった。
故障した機材は、ThinkPad X1 Carbon 3rd Generation + Ubuntu 15.10。
ちょうど Ubuntu 16.04 LTS が出たばかりだよねえ。
さらに我々の部署の新しい標準PC(4th Generation)が入荷してきたぞ、ということでセットアップしてみたよ。

BIOSの設定

ThinkPadは電源を入れた直後に、F1キーを押せばBIOSセットアップ、F12キーでboot元を選択できる。
まずは、F1キーを押して、BIOSの設定変更。

  • USB接続機器からbootできる設定になっていることを確認
  • 仮想化テクノロジーが標準だとdisableになってるので、enableにする
  • Secure Boot をdisableにする

インストールメディアの準備

USBキーからインストールするのがお手軽。
ISOイメージをダウンロードしてきて、ブータブルUSBキーを作るツールで書きこんでやればOK。
Ubuntuで使えるツールでは以下なんだけど、、、、、、

  • usb-creator-gtk(ブータブルUSBキーの作成)
  • unetbootin
  • mkusb

usb-creator-gtk は、ここ数年バグってて使いものにならないんだよね。
案の定今回もうまく起動できるUSBキーは作れなかった模様。

unetbootin で作ったUSBは起動できたけど、起動直後に、「SYSLINUX 6.03 EDO …. Boot Error」 というメッセージが出て途中で止まっちゃう。
調べてみると、今のunetbootinに含まれているSYSLINUXに問題があって、機種によってこういうエラーが出るんだとか。

mkusbで作ったUSBキーでも起動できず。

さあ困った。
WindowsとかでUSBキーを作れば良いのかなあ。

あきらめて素直にDVD-Rに焼いて、DVDドライブから起動したら問題なく起動したよ。
なんかすごく時間を無駄にしたけど結果オーライ。

インストール

インストールメディアから起動できてしまえば後は素直にインストールできる。
今回はハードディスクを全部使う設定でGo。

ノートPCによっては無線LANのドライバーがなかったりすることもあるけど、X1 Carbonではインストール直後から問題なく無線LANは使えた。
Bluetooth、音量コントロール、画面の輝度コントロールなんかも問題なし。

インストールの後は生活環境を整えていく。

Aの横をCtrlキーにする

gnome-tweak-tool をインストール。

sudo apt-get install gnome-tweak-tool

Caps Lock を Ctrl として扱う、にチェックを入れる。

zsh

まずはシェルを変更。zshがどう良いかはググってくださいませ。

sudo apt-get install zsh
chsh

以前の環境から設定ファイルとhistoryファイルをホームディレクトリ以下にコピー。

日本語環境整備

zipアーカイブ中に日本語ファイル名があると、素のunzipコマンドだと変なファイル名になってしまうので、Japanese Teamによる追加パッケージを追加。
以下のURLを参考に。

https://www.ubuntulinux.jp/japanese

wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/xenial.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get ubuntu-defaults-ja

SKK

SKKがあまりにも手に馴染んでしまっていて他の日本語入力を使えないんだよねえ。
SKKを使うやり方はいろいろあるけど、最近のUbuntu的には fcitx-skk を使うのがお勧めかしら。

sudo apt-get install fcitx-skk

インストール後は fcitx の再起動。
右上のキーボードをクリック→再起動。

skkを追加。
右上のキーボードをクリック→現在の入力メソッドの設定。
「+」ボタンを押して、skk を追加。

以前使ってたユーザー辞書をコピー。具体的には以下のファイルをコピーすればOK。

~/.config/fcitx/skk/user.dict

Emacs

世の中的にはvimなのかもしれないが、おじさんはemacsが慣れてるのよ。
w3mモードもついでに入れとく。

sudo apt-get install emacs
sudo apt-get install w3m-el

以前の環境から、 .emacs や自前の elisp ファイルをコピー。

Atom

markdown を読み書きするときは、Emacs より Atom のほうがプレビューできて便利。

sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/atom
sudo apt-get update
sudo apt-get install atom

以前の環境から ~/.atom ディレクトリをコピー。

Firefox

以前の環境から ~/.mozilla ディレクトリをコピー。

Chromium

艦これは、Chromiumでやるほうが便利。
flashのプラグインもインストール。

sudo apt-get install chromium-browser

sudo apt-get install pepperflashplugin-nonfree
sudo update-pepperflashplugin-nonfree --install

以前の環境から、 ~/.config/chromium ディレクトリをコピー。
艦これが動くことも一応確認。

Skype

Ubuntuソフトウェアセンターのソフトウェアソースから「Canonicalパートナー」をソースに追加。

sudo apt-get update
sudo apt-get install Skype

以前の環境から、 ~/.Skype ディレクトリをコピー。

ScudCloud

Slackクライアントも追加。

https://launchpad.net/~rael-gc/+archive/ubuntu/scudcloud
sudo apt-add-repository -y ppa:rael-gc/scudcloud
sudo apt-get update
sudo apt-get install scudcloud

以前の環境から、 ~/.config/scudcloud ディレクトリをコピー。

指紋認証

以下のURLを参考にインストール。

http://zecheru.com/thinkpad-fingerprint-ubuntu-14-04/?v=24d22e03afb2

sudo apt-add-repository ppa:fingerprint/fingerprint-gui
sudo apt-get update
sudo apt-get install libbsapi policykit-1-fingerprint-gui fingerprint-gui

インストールしたら、fingerprint-gui を起動して、Fingerタブから指紋登録、、、、、と思ったら、4th Generation の指紋デバイスがうまく認識されてないな。
3rd Generation のときは、ログイン、スクリーンロック解除、sudo、なんかで普通に使えて便利だったんだけどなあ。
継続課題ってことで。。。。

gpointing-device-setting

ThinkPad の TackPad や TrackPoint の微調整をするときに便利に使えるツールなんだけど 16.04 では標準パッケージから外れてるっぽい。

マウストタッチパッドの設定で、ポインターの速度を速くして、タッチパッドをオフにしただけど、そんなに困ってないので、継続課題ってことで。
真ん中のボタンも正常に動作はしている。

4Kディスプレイ接続

3rd Generationと同じように普通に4Kディスプレイに表示できた。
手元のDELLのモニタだと、SSTモードだと駄目で、MSTを有効にする必要はあった。

ただ、起動時に接続していれば問題なく使えて、その状態からケーブルを抜いても問題ないんだけど、起動した後で4Kディスプレイに接続すると画面が固まることもある。
これも前と一緒の症状だな。

使ってみた感想

以前の環境の画面は 1920×1080 で、文字が小さいけど画面が広くて便利、と思ってたんだけど、今度の環境は 2560×1440。
さらに画面が広くなって、文字もすごーくちっちゃい!!
目が大変か、と思ったけど、意外と慣れるね。
でも画面が広いとマウスでのカーソル移動が大変。
タイル型ウィンドウマネージャーとか使ってみたほうが良いのかもなあ。

細かいソフトウェアのアップデートはあるので注意しなきゃいけないこともありそう。
たとえば、OpenSSHは、バージョンが7.2になって、ssh-dss のような Legacy なプロトコルは標準だと使えないようになってる。
まあ設定ファイルを書くか、コマンドラインで -oHostKeyAlgorithms=+ssh-dss のような指定をすれば大丈夫だけどね。

とりあえず生活環境が整ったので、連休後半はサーバをいじるよ!!

(参考)インストールの後のその他の設定

このへんを見るのがお勧め!!

Ubuntu 16.04 LTSをインストールした直後に行う設定 & インストールするソフト

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