ツチノコNOC~会場ネットワーク構築下見編~

先日、こちらのブログでもお話ししましたが、会場下見に行ってきました!
会場ネットワークを構築する上で外せないタスクである会場下見について、詳しくお話しします!

会場について

JANOG39ミーティングが開催されるのは、金沢市文化ホールです。
この会場は公共建設百選に選ばれたこともあるコンサートホールで、本会議が行われるメインホールの収容人数は約900席。

tsu75_micmotute_tp_v

上記の写真の通り、通路を挟んで建物が2つに分かれています。
今回はメイン会場のあるホール、別棟どちらも使うため下見をする箇所も多いです。

会場の外にある電柱から外部回線を引き込むために、どこを通せばいいのか?
別棟には、どうやって回線を取りまわせばいいのか?が今回の下見のポイントになります。

事前に準備すること

  • 下見に合わせて、回線業者に現地調査をお願いする

現地調査について

ご自宅に光回線を引く場合も、設備調査が必要なことがあると思います。
カンファレンス会場にネットワークを構築する際、会場に使用できる回線がない場合は、都度、回線工事を行います。
外にある電信柱から会場のどこに線が引けるかなど、実際に会場を一緒に見て目星をつける作業になります。

会場に持って行くもの

  • 会場図面
  • UTPケーブルの切れ端
  • ウォーキングメジャー
  • チェックリスト
  • カメラ

当日のチェックリスト

  • 回線の引き込みができる箇所の確認
  •  引き込んだ回線をどう配線できるか
    • ホールの舞台上への引き込み方法
    • 大集会室など各部屋への引き込み方法
    • 地下配線が可能かどうかの確認
  • 配線できるポイントの確認
  • ケーブル養生のやりかたの確認
  • 電源を取れる場所の確認
  • それぞれの長さの確認

当日会場でチェックするポイントを書き出してみました。
続いてチェックポイントについて細かく書き出してみます。

回線の引き込みができる箇所の確認

現地調査についてでも記載しましたが、もう少し補足します。

今回のツチノコNOCでは、会場に光回線を引き込みます。
会場は2棟に分かれているのですが、施設のHPを見ると地下でつながっているように見えます。

floor_3

地下で会場が繋がっている、もしくは構内配線が行える場合、会場に引き込む線は1回線ですみます。
コスト的にも、配線引き回しを考えるうえでも、1回線のほうが楽なのですが…。

現地調査の結果、今回はそれぞれの棟に回線を引き込むことになりました。
地下から通したり、構内配線を行うことは会場の構成上できないそうです。

この辺りのお話しは、回線業者さんではなく会場の担当者の方とお話ししてわかりました。

引き込んだ回線をどう配線できるか

現地調査で確認した回線引き込みのポイントから必要な場所へ、配線をどう出すかを確認します。
今回の会場では、メインホールの舞台から繋がる場所から回線を引き込みます。
廊下を経由してホールの舞台袖までどうやってUTPケーブルを配線できるか
別棟の引き込み口からギャラリー、2Fにある各部屋にどうUTPケーブルを配線できるかを確認します。

こちらは、下見後に会場見取り図に引いたUTPケーブルの配線予定図です。

%e4%bc%9a%e5%a0%b401 %e4%bc%9a%e5%a0%b402

配線できるポイントの確認

配線経路上にあるドアや階段などの障害物にどうやって配線できるかを確認します。
当日使用する予定のケーブルの切れ端を持参し、ケーブルを引いた状態で、ドアの開け閉めが可能かを確認します。

img_4886 img_4874

ドア下を通せない場合、回避手段があるかも合わせて確認しておくとよいです!
今回の会場は、写真の通りドアの隙間を通すことができました。

ケーブル養生のやり方の確認

会場内にきれいにケーブルを配線してもむき出しのままでは足を引っかけて抜いてしまう恐れがあります。
そのため、這わせたケーブルは養生しましょう。

養生にはいくつかやり方があるのですが、会場によっては床に養生テープNG!!という会場もあります。
養生テープを床に貼っていいか、否かについて確認しておきましょう。

今回の会場では養生テープOK、壁に養生テープはNGという回答をいただいたので、盛り込んで計画を立てます。

電源を取れる場所の確認

ホールや各部屋に置くWi-FiのAP(アクセスポイント)はPoE(Power over Ethernet)で給電されます。
PoE給電とは、イーサネットケーブルを用いて給電する技術ですが、電源供給元のスイッチにはコンセントで給電する必要があります。

そのため、電源コンセントの位置を確認する必要があります。

それぞれの長さの確認

なぜ、長さを図る必要があると思いますか?
会場ネットワークの構築では、会場の開催時間までに準備を終わらせる必要があります。
長めのケーブルを準備して、当日に長さを合わせて養生して…なんてことをしていたらカンファレンスが始まってしまいます。

前もって適切な長さのケーブルを準備するためにも、会場を隅々まで採寸しておく必要があります。
採寸時に必要なアイテムが「ウォーキングメジャー」です!

img_4889 img_4890

コロコロ転がすと長さが測れてとっても便利です!

下見が終わったらやること

  • 人海戦術で手分けをして色々な場所を確認しているので、情報はきちっとまとめましょう!
    • 撮った写真をまとめてUPして情報共有
    • 下見チェックリストに沿って、確認結果を埋めましょう!
  • 漏れチェック
    • 会場下見に参加してない人から見て、分からないところがないかを確認しましょう

下見の情報をもとに、いよいよ構成を決め、必要な機材・消耗品を洗い出していく作業が始まります。
このあたりのお話も少しずつブログにUPしていきますので、お楽しみに!

下見の後は

チャンピオンカレー(通称チャンカレ)で、金沢カレーを食べました。
金沢カレーのあれやこれや話も聞けておもしろ・おいしかったです!

slack-for-ios-upload-4


PAGE TOP