ICTSC, イベント

お久しぶりです。 2年間の学生延長オプションを申請したツチノコ、@whywaitaです。

1年ぶりにツチノコブログにお邪魔させて頂きますが、今回もICTトラブルシューティングコンテスト(以下、トラコン)のお話をさせて頂きたいと思います。 トラコンそのものにつきましては、過去に何名かが記事を投稿しておりますので、そちらも確認頂ければと思います。

第4回、第5回と運営側として参加してきた私ですが、今回は”運営OB枠”、チーム「traITors」として、参加者側で大会に加わりました。 今回は先日行われた”NTT西日本杯 第6回 ICTトラブルシューティングコンテスト”の 参加 レポートとなります。

到着まで

前日(8/26)の朝、私とメンバーの1人は東京を発ちました。学生にはお金はありませんが体力があります。 ここまで言えば分かる方には分かるかもしれません。青春18きっぷを使った12時間の旅が始まったのです。 我々が通ったルートを地図に書き出してみるとこのようになります。

12時間旅行

道中は浜松で鰻を食べました。特急を乗らずに浮いたお金で美味しい鰻を食べるライフハックとなります。

そんな楽しい(厳しい)旅を乗り越え、我々は大阪に到着し、トラコンに参加しました。

訪れた危機

大会の1日目(8/27)の朝に、チームメンバーが集まりました。チームメンバーが大阪と東京に居た関係で顔を合わせるのは前回大会ぶりでした。運営委員も疲れているだろうという事で、翼を授けるドリンクを差し入れ用に購入しました。

Redbull15本

会場に到着すると慌ただしく最後の詰めの作業をしている運営委員や、昨日遅くまで作業していたのかゆっくりと体を休めながら会場に到着する運営委員が居ました。前々回や前回の我々はあのように見えていたのか、という話をチームメイトとしていると、開場時間になったので我々も会場入り。そんな我々に用意されたテーブルには、他のチームのテーブルには置いてあるLANケーブルが無く、あったのはLANケーブルを作る為の工具類でした。

工具

するとにやけた顔の運営委員がやってきて、「皆さんはL1からお願いしますww」と言って去って行きました。ちくしょう。

まあ仕方が無いとメンバーでLANケーブルを作成します。こういう時に限って大人達は楽しそう写真を撮りにくるのです。ちくしょう。

さて、ようやくLANケーブルが出来上がってルータやスイッチに結線したら、ようやく競技を開始出来ます。

まず、スコアサーバにユーザ登録します。前回まで問題の出題や質問の窓口としてRedmineを用いていたのですが、今回は運営陣が開発したスコアサーバを用いて行いました。

kyontan/ictsc-score-server

個人アカウントの登録には「自分の名前」「自分で決めたパスワード」「運営から渡された登録コード」を用いるようです。登録コードは8文字程とのこと。 じゃあユーザー登録、を…

登録コード

運営委員によると128文字あるとのことでした。

な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…
ジャン=ピエール・ポルナレフ


運営委員からの愛のプレゼント(単に嫌がらせとも呼びます)は問題にも現れます。

各チームにはそれぞれIP Phoneを渡されていました。 Cisco社から提供されたモデルはPoEによって運用されており、LANケーブル1本で電力とデータを供給出来ます。 しかし我々のチームのIP Phoneはそもそも色々な情報が来ていないようでした。 色々試してみたのですが問題が解決出来ず、ふと使われていた(これは運営陣が用意したLANケーブルです)ものを見てみると…

データ線無しLANケーブル

上が正常なLANケーブル、下がIP Phoneに刺さっていたLANケーブルです。 少し見づらいですが、下のLANケーブルには中の線が少し足りない事にお気づきでしょうか?

なんと運営委員は、PoEの中で電源給電部のみを残したLANケーブルを専用で作成していたのです。 ここまで手の込んだ悪戯をする為には、少なくない労力が必要でしょう。我々は逆に少し感心してしまいました。

さて、結果は…?

多くの運営委員からの嫌がらせ愛を感じながら、競技は終了しました。

結果としては2位相当(我々は招聘チームのため、表彰対象外となっています)で、あと8点足りず1位にはなれなかったようです。 うーん、残念。

前回のDMM.com Laboさんの言葉をお借りして、

『まあ結果はいいじゃないか』

という事で。


大会の翌日(8/29)、我々チームメンバーは会場に再度訪れていました。

大会は2日間で終わりですが、最後に会場からの撤収作業が必要となります。 お借りしたルータ、スイッチ、サーバ、ラックを1つ1つ梱包しながら片付けていきます。 勿論会場もお借りした時の状態に戻します。大会で利用したホワイトボードや机なども元の形に戻します。

東京へ送る荷物全ての発送が終われば、現地での作業は終了です。

まとめ

4日間の参加レポートをお届けしました。

参加者側からの視点で見るトラコンはまた運営側から見る物とは別の物です。 今までもそれは若干感じていたのですが、実際に運営側と参加者側両方を経験してみると、また色々な物が見えて興味深い感想を持ちました。 どういうような感想を抱いたのかなどは、今回の運営委員にフィードバックしていき、よりよい大会運営に役立てていきたいと考えています。

一緒に大会に参加してくださった参加者の皆様、この大会の為に尽力してくださった社会人の皆様、 そしてなにより、今回のトラコン開催にこぎつけた運営委員に感謝申し上げます。

次回大会をお楽しみに。

どのような形で関わるかは、この記事を読んでくださった貴方次第です。

イベント, 勉強会

過去の関連記事:今週末(8/23)はお台場(LL Diver)に行こう

Lightweight Language of Things
http://ll.jus.or.jp/2016/

8月27日(土)に日本電子専門学校で行われた、真夏のプログラミング言語イベントこと、LLイベントのお手伝いに行ってきました。入り口で受付のお手伝いをしたのですが Peatix とっても便利ですね。イベント参加者として使用したことはあったのですが、イベント運営側で使用するのが初めてだったのでちょっとテンションが上がりました。QRコードをかざすだけで、さくっとイベント申込者を確認できる仕様、便利でしたー!

LLイベントとは

Lightweight Language (軽量プログラミング言語)をテーマとして1年に1回開催しているイベントです。
今年は、Lightweight Language of Thingsというタイトルに掲げ、LLらしい言語、LLらしいプログラミングとは何かを議論するカンファレンスでした。

これまでのイベントについてはこちらをご覧ください。
http://ll.jus.or.jp/2016/history

個人的に面白かったセッション

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LL言語の話でないところをフォーカスして大変恐縮ですが、キーボードにこだわろうについて書きます。

今回のセッションでは、Happy Hacking Keyboard、Realforceのメーカの方、ErgoDox、Kinesis愛用者さんが登壇して、キーボードについて熱い議論が繰り広げられていました。
私は、ThinkPad X1 CarbonのノートPCのキーボードを利用している所謂「キーボード0円勢」ですが、会場アンケートで2万円以上のキーボードを使用している方が多くてびっくりしました。

印象に残っている話をざっくりと

・Happy Hacking Keyboardを当時、秋葉原の小売店で販売したら32000円であっという間に売れた、無刻印キーボードはエンジニアの自尊心をくすぐった。当初、イベント販売だった物が定番商品になった。
・ErgoDoxは、ろくろを回す姿勢は疲れないので、近いポーズでキーボードが打てるように作った。
・東プレの静電容量無接点キーボードは接点がないので摩耗せず、壊れにくい。
・アームレストにはバナナの高さがちょうどよい。バナナが悪くなる前に食べて次のバナナに交換するオペレーションが必要。

展示ブースにて

展示会場では、各キーボードが展示してあり、個人的には東プレの静電容量無接点キーボードがすごくしっくりきて欲しい!となりました。Happy Hacking Keyboardは総漆塗りの試作機から、実際に発売された50万円のキーボードも!漆塗りでもキーの打ち具合はHappy Hacking Keyboardそのものでした。大変お高いのですが、漆塗りは耐久性が高くコーディングがはげることもないとのことでしっかりしたお品でした…!触れて感動!(現在、購入することはできません!)
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本当にすこしだけ言語の話

Dynamic Typing再考を聞いて、印象的だった発言を少しだけ。ちなみに、最高と再考をかけているそうです…。

・6月は毎年来る!クリスマスとは違う!(毎年6月にES20xxとしてリリース)
・型がなくても動くのに型をかくのは冗長
・本当はテストも書きたくない

”型がなくても動くのに型をかくのは冗長”というお話を、まつもとゆきひろさんが何度もお話しされていたのがとても印象的でした。これを心から理解できるように言語の勉強を少し始めようと思います。

 

最後に

JTF2016の懇親会にてひょんなことから、今回お手伝いに行くことになりました。いつもとは異なる界隈の話が聞けて有意義でした。個人的なこととしては3Fの控室兼展示ブースで、前田さんに見せていただいたTコード芸(芸ではないですね、失礼しました。)が素晴らしすぎました。変換なしですらすらと漢字を入力する様を見せつけられました。常人にはまねができない。

ご興味のある方はこちらをお読みください。
Tコードについて

イベント, ツール, デザイン, 勉強会

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ドーモ、arimoです。

このたびステッカー作成大使に任命されまして、IllustratorというAdobeのソフトを駆使して発注するまでのまとめをつづります。

今回発注した商品はこれです。http://www.graphic.jp/lineup/ondemand/sticker.php
入稿から5営業日で発送してくれるのですごいです。
作り方の注意はhttp://www.graphic.jp/technical/data_goods/sticker.phpに書いてありますがよくわからない。

0,準備編

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まずステッカーにしたいロゴのaiデータがあります。ない場合はどうしようもないのでがんばって発掘するか、ご自身で作ってください。

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ウィンドウ>レイヤーでレイヤーウィンドウを表示させて、右下のゴミ箱の隣の新規レイヤー作成ボタンを2回押してレイヤーを2つ作ります。

レイヤー名のところをダブルクリックして、デザイン(元のai)、ホワイト版、カットパスと名前を変えてわかりやすくします。

透明塩ビのステッカーを作る際にホワイト版というものがないと、白くしたいところが透明になってしまうので作る必要があります。たとえばチーノくんの目玉とかです。チーノくんの目玉が透明になると貼ったときにかなり恐ろしい仕上がりになります。ホワイト版といいつつ黒いシルエットのような画像のレイヤーです。

カットパスというのはシールをはがすときの切り込み線です。

1,ホワイト版レイヤーにロゴをコピーします

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デザインレイヤーにいる状態で、command+Aで全選択するか、左上の黒い矢印(選択ツール)をクリックして全体を囲うようにドラッグします。
すると全部のオブジェクトが選択されている状態になるので、command+Cまたは編集>コピーでコピーします。

レイヤーパネルで「ホワイト版」をクリックして、編集>同じ位置にペーストをすると、同じ位置にロゴがコピーされます。

2,ごちゃごちゃしたところをくっつけて、黒くしてホワイト版を作る

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ごちゃごちゃしたチーノくんのところを黒い矢印(選択ツール)で選択します。

線とか色とかがいっぱいあってわけがわからないところはとりあえず選択します。shiftを押しながらクリックすると選択が追加されたり、選択が解除されたりします。

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ウィンドウ>パスファインダーでパスファインダーパネルを表示させて、一番左上の四角が2個くっついているアイコンをクリックします。

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選択したところがくっつきました。色を黒にしなければならないので左下の色四角と白斜線があるところの色四角(ここではピンク)の部分をダブルクリックします。カラーピッカーで黒にします。

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「ツチノコブログ」の部分も選択ツールで選択して先ほどと同じようにカラーピッカーから黒にします。

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3,ホワイト版をグレースケールに変換して確認します

グレースケールでないとダメだとサイトに書いてあったのでいちおうグレースケールに変換します。
黒い部分を全部選択した状態で、編集>カラーを編集>グレースケールに変換

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ウィンドウ>カラーでカラーウィンドウを表示させ、

スクリーンショット 2016-06-29 16.18.06

カラーの下の四角が斜線と黒と白のみになっていることを確認します。

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レイヤーの順番をカットパス、デザイン、ホワイト版の順にします。ドラッグで重なり順が変えられます。

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チーノくんとロゴを別々に処理しないで、最初から全部選択してパスファインダーでくっつければいいじゃんと思っていたのですが、そうするとDMMのDの穴とブログのロの穴も埋まってしまうので、分けています。(Dとロの穴は透明にしたいためホワイト版がいらない)

4,地道にカットパスを作ってシールの切れ込みを指定する

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手順1と同様に、「カットパス」レイヤーに「ホワイト版」レイヤーを全選択したものをコピー、同じ位置にペーストをします。

わかりやすいように「デザイン」と「ホワイト版」のレイヤーの左側にある目玉アイコンをクリックして、非表示にしておきます。

スクリーンショット 2016-06-29 18.03.34

オブジェクト>パス>パスのオフセットを選択し、

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オフセット2mm(ロゴの位置から2mmぐらいのところを切り取り線にしたいため。用途に応じて変えてください)

角の形状をラウンドにしてOKを押します。

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モコモコしたのができます。

左下の色四角と白斜線があるところの入れ替え矢印を押します。

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モコモコの何かが線と中身に分かれます。再度選択ツールで全選択して、オブジェクト>グループ解除をします。

スクリーンショット 2016-06-29 16.26.23

中身だけを選択ツールで選択し、deleteボタンで削除していきます。

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ポチポチ消していって、こんなかんじでモコモコの線だけになります。線は削除しないように気をつけてください。

線だけになったら全選択して、パスファインダーで一番左上の四角が2個くっついているアイコンをクリックします。

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カットパスの原型ができました。

5,カットパスの整形をする

Dのところに余分な線があるので「アンカーポイントの削除ツール」で削除します。

選択ツールの2つ下にあるペンツールを長押しするとマイナスのついたペン先が出てくるのでそれでアンカーポイントをクリックして消していきます。

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白い四角を探して、ポチポチ。いずれ消えます。

 

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こういう鋭利なところや込み入ったところがあると、うまくカットできないのでアンカーポイントの削除ツールでなめらかにします。

スクリーンショット 2016-06-29 16.30.19

数個アンカーポイントを削除するとこんな感じでなめらかになります。

気になる部分を削除してきれいにします。

スクリーンショット 2016-06-29 18.27.31

「デザイン」レイヤーと「ホワイト版」レイヤーの左にある目玉を表示させて保存して、完成です!

 

イベント, インフォメーション

本日は、品川で行なわれている、JAIPA Cloud Conference 2016 にお邪魔しています。

JAIPA Cloud Conference 2016
https://cloudconference.jaipa.or.jp/

JAIPA Cloud Conference 2016 午前の部レポートの続きです。

 

海外におけるクラウド/ホスティング市場と今後の方向性

サンドウィッチを食べながらのランチセッション。
海外の事例等、興味深い数字、興味深い話が沢山の面白いセッションでした。
ホスティング会社の国際シェアを見ると、日本の会社は10位に入ってこない。
日本が落ちたのではなく、他が上がってきている、等々。
でも、ごめんなさい、午前の部のレポートを書いたりして、ちゃんとメモを取れなかったので、後で資料を見てもらうと良いかと思います。
とても良い資料でした。

SESSION4: Googleスケールの機械学習テクノロジー

デモの詳細については、本日公開のブログを見てくださいとのこと。

ニューラルネットワークの仕組みがわかりやすく書いてあってすごく参考になるエントリだと思います。

 

Googleではディープラーニング技術を用いて

  • RankBrain : ディープラーニングによる検索最適化
  • GooglePhoto
  • 英語版のGmailのスマートリプライ : 10%がディープラーニングがそのまま返事
  • Google翻訳

等をサービスとして提供しているとのこと。
Googleではディープラーニングはすでに枯れた技術として、60を超えるプロダクションで使われている、と。

APIも提供していて、

  • Cloud Vision API : 画像認識のためのAPI

により画像認識をしたり、まだ limited版だけど、音声認識ができたりする。

 

それ以外の機械学習については、ライブラリを公開していて、

このライブラリを使えば、機械学習システムを以下のようにわりと簡単に実装できるぞ、と。

  • TensorFlow で簡単設計 → 単体マシンで学習 → クラウドで分散学習 → 学習結果をクラウドで実運用

数理モデルを理解し実装する、という最初のハードルを低くして、分散システムを作る、という最後のハードルがなくなる、とのこと。
TensorFlowを使った例としては、以下のようなものが取り上げられてました。

  • 唐揚げロボット
  • きゅうり仕分け機
  • アイドル顔認識
  • 漢字っぽいものを自動生成

誰でも簡単に作れる、ってことは多分言い過ぎなんだろうけど、楽に実装できるようになる、ってのは本当な気がした。

機械学習で問題になるのは、計算パワーなんだけど、Googleでは自社クラウドでそこも万全とのこと。

  • データセンターのインフラは、Jupiterネットワークで、10GbE x 100k = 1 Pbps のサーバ間接続
  • 個々のノードは、Tensor Processing Unit。これはすでにプロダクションになっているもので、AlphaGoにも使われたもの。

Googleクラウド+TensorFlowで高速な学習が可能になるので、それをもっと便利に利用できるような、Cloud Machine Learning (Cloud ML)を夏以降に公開予定、とのこと。

Google すごいわー、と思わせるセッションでした。

 

セッション中に、携帯網のパケット上限に逹してしまったっぽく、通信はできてるが、デモが動かない、ってことがあったけど、やっぱり会場ネットワークはあったほうが良いんだなあ、とちょっと思った。
誰にでも簡単にイベントネットワークを作れるようにしなきゃいけないよなあ、とちょっと思った。(※CONBUな帽子モード)

 

SESSION5: AIとフィジカルシステムを支えるクラウドと法

IoTに関わる法律の話。

メモったこと↓

  • IoTは物理世界から捉えているので、サイバーフィジカルシステム(CPS)という捉え方のほうが法的にはしっくりくる。
  • IoTの法律は、法的には民法85条の有体物の問題として考えるべき。
  • 安全は、Security(CIA) と Safety の概念で考えるべき。
  • 車の場合は、今の法制度の枠組みである程度捉えることができる。
    保安基準を作り、ソフトウェアに瑕疵があればリコール対象。
  • 法律や制度は具体的な事案を積み重ねて作っていかなければいけない。
  • センサーネットワークに関してはプライバシー的な考慮も必要。
  • 権利、義務の体系に機械が入ってくることがあるのではないか?
  • 体系の決定権が移行する可能性もある。自動化された兵器とか。

JAIPAの紹介
ライトニングトーク: IoTにもの申す2016

メモ↓

  • JAIPAに入ろう、明日はモバイル部会がある、今入会して明日部会に出よう、という話でした。
  • EDAC の紹介
    http://www.edac.jp/
    最先端のテクノロジーを命を救うために活用する組織。
    今やってるのは、時間短縮。救急車が来るのは早けば早いほうが良い。搬送も早ければ早いほうが良い。
  • IoTは、ITのカンブリア大爆発。
    IoT、は、Internetと同じぐらいのインパクトがある。

 

SESSION6: 工場・製品・重要インフラの安全を守るIoTセキュリティ技術の開発に向けて

メモ↓

  • IoTシステムを構築する際には、開発指針にセキュリティを盛りこんでおく必要がある。
  • IEC62443という標準があるが、日本企業は5年遅れてるんじゃないか、と言われている。IoTで世界に打って出るのであれば準拠する必要がある。
  • 将来的には、インダストリー4.0向けのネットワークを見守るネットワークプラットフォームを提供したい。

参考URL↓

 

パネルディスカッション: もはや爆発直前 IoTビッグバン!

パネルディスカッションなのでまずは登壇者の自己紹介。その中での、佐藤さんの話が興味深かった↓

  • FPGAでMIPSぐらいなら実装できてしまう
  • FluentdをFPGAで処理することも普通にできてしまう。
  • ソフトウェアでできることがどんどんハードウェアでやる、という流れになっている。
  • Googleは実際にすべてハードウェア処理でやっている。
  • 笑顔になつくロボットを作ってみたが、300行ぐらいのPythonコードで書けてしまう。世の中になっている。
  • クラウドで学習が終わったら、学習結果を Rasberry Pi に載せて活用することもできる。

小笠原さんはABBA Labの帽子で、面白いプロダクトに出資している、という話をした中で、秋葉原のDMM.makeで見せてもらったプロトタイプがちゃんとプロダクトに成長しているのを紹介していたのが、なんか嬉しかった。

自己紹介の後はパネルセッション。
「IoTが引き起こすパラダイムシフト」というテーマで出た話は以下。

  • IoTは業界を壊す破壊力がある。
    通貨も仮想通貨にならないと対応できなくなる。
  • IoTをAIを絡めたものが簡単に作れてしまうのは驚き。
  • 最近の子供はテレビに向かってスワイプ動作をする。子供にとってはスワイプするのは普通のこと。チェンジはいきなり来る。その準備ができてきただけ。
  • 次のテーマは「IoTはぶっちゃけ儲かるのか?。単に破壊されて終わりなのか?」。
  • 小笠原さんによる2040年の予測数値が面白い。IoTは商売になりそう、という仮説もちゃんと作れている。
  • IoTは通信事業者は儲からない。なにかをやる人が儲かる。あと犯罪者も儲かるかも。
  • 医療系だと人の命が助かるようになる。最終的に儲かるかもしれないが、儲かるとは違う観点で良いこともある。
  • IoTでお金がいただけるのであれば、安全、健康、等の人に関わるところじゃないか。

次のテーマは「IoTの普及を阻害する要因は何?セキュリティって大丈夫?」。

  • 勇気がない。やったことがありません、と言って前に進んでいない。
  • デモをしていてRasberry Piが良く壊れることに遭遇する。ハードが壊れるのはソフトウェアだとなかったこと。壊れない Rasberry Pi を3000円ぐらいで日本のメーカーに作って欲しい。
  • ハードウェアは不思議なことはある。でも阻害要因じゃないかも。
  • パラダイムシフトが発生すれば、勇気がない、って言ってる人も変わらざる得ないのではないかと。
  • インターネットのときに経験したパラダイムシフトと一緒で、IoT化も気付かずにやってくるものじゃないか。
  • 失敗を許容できるのが大事。昔は失敗を繰り返して良いものができてきた。その時代を知ってる人と組めば良いのじゃないか。
  • 悪がはびこればIoTは普及する。
  • 日本だけUberが使いにくい。日本大丈夫かな、と思う。
  • ドローンを飛ばせる場所が東京にない。そんな規制をしていると発展しないまま、他の国で発展したものがやってくるだけになる。
  • 学校教育が良くない。正解を探すだけの教育だと駄目。

「IoTにはどのように取り組めばよいか?」に対する以下の回答は良かった。

  • 60年70年頃の子供の頃に見たSFをもう一度見たほうが良いんじゃないか。漫画とか読もう。

次のテーマは「2年後・5年後・10年後、IoTにはどうなってるか?」「人間はIoTで進化するのか?」

  • ロボットの支援があって便利になっていく、そういうのを前提に考えていく必要がある。
  • すでにカーナビ様の言うとおりに運転している。
  • ニューラルネットは何をやってるかわからないところが怖いといえば怖い。理由が説明ができない、デバッグができない。
  • 人間は道具と言葉を使うようになってから退化し続けてるから、それが速くなるだけじゃないか。
  • 悪いAIができると大変なので、良いAIを作って欲しい。
  • 医療がすごく進むというイメージはある。5年後には予防医療というのが大きなジャンルになってる気がする。
  • 製造業、輸送、についてはIoTを駆使されていく。寡占が進んでコスト削減が進んで一部の企業が支配するイメージ。
  • FPGAのインパクトがもっと出てくる。CPUはもう性能が上がらないんじゃないか。専用LSIがいろいろなところで使われるようになってくるはず。エッジとデータセンターの両方でハードウェア処理が同時多発的におきている。
  • 今3年目、10人ぐらいの企業が2年後に大企業になってる、というのもあると思う。人数はいないかもしれないけど売上がすごい、とか。

最後に「IoTという切り口での会場へのメッセージ」

  • いっぱい失敗して、その上にノウハウが蓄積されるので、失敗コストを引き下げていくのは絶対にやらなきゃいけない。立場で避けるのでなく、自分の立場で支援することを考えて欲しい。
  • 悪者も良い者もIoTを使うので進めるべき。資源エネルギーは2020年から減産に転じる見込み。そこの問題はお金を産むかもしれない。
  • 趣味が仕事にいつのまにか仕事になっている。趣味から始めてみてはいかがでしょう。
  • 何か起こる、と思ってるのであれば、何かアクションをしてみたほうが良いと思う。それが1年後の自分を助けてくれる。

 

いやはや、濃いセッションでした。

 

まとめ

とても内容の濃いカンファレスだったので、資料が公開されたら見ると良いと思いますよー。

さて、懇親会に行ってきます!!

イベント, インフォメーション

本日は、品川で行なわれている、JAIPA Cloud Conference 2016 にお邪魔しています。

JAIPA Cloud Conference 2016
https://cloudconference.jaipa.or.jp/

 

さくらインターネットの田中社長の挨拶で開会。
最初のセッションは、総務省と経済産業省の方々が、順番に、国としての現状と施策の説明がされました。

SESSION1: IoT/ビッグデータ時代に向けた情報通信政策
SESSION2: 企業価値の向上に向けた「攻めのIT」

思ったことは以下。

  • IoT、ロボット等を推進することは施政方針演説にも入っている。
  • NICTに関する法律も改正されてて、IoTもスコープに入っている。
  • 総務省の答申は良くまとまっているので、定期的に見ておくほうが良さそう。
  • 国がどのように税金を投入するかがわかるので、それをビジネスに対する情報にできそう。
  • 今はダウンロードトラフィックが多いが、今後はIoTが流行るとアップロードが増えてくる。
  • 日本はプラットフォーム競争の第一幕で負けた。IoTならまだ勝てるのではないか?
  • 攻めのIT投資をするべき。
  • 企業トップのITに対する関与が少なすぎる。ITの重要性を認識できていない。IT技術に対する理解が少ない。
  • 攻めのIT経営銘柄を策定。目的は経営者への意識を変えるため。同業他社や投資家の目は気にするんじゃないかと。

関連しそうなURLも上げときます。
このへんから掘っていくといろいろ勉強できると思われます。

平成28年1月22日第百九十回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement2/20160122siseihousin.html

「IoT/ビッグデータ時代に向けた新たな情報通信政策の在り方」(平成27年諮問第23号)に関する情報通信審議会からの第二次中間答申
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000137.html

「攻めのIT経営銘柄2016」を発表しました~企業価値の向上に向け「攻めのIT経営」に取り組む上場会社26社を選定!!~
http://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160609002/20160609002.html

 

SESSION3: IoT、CPS時代のセキュリティガバナンス

このセッションはとても面白かった。
資料が出たら是非見て欲しいと思います。

メモったこと↓

  • IoTはプロトタイプは簡単に作れる。マスプロダクションにするといろいろ大変。
    コストもセキュリティの範疇。
  • 歴史も大事。インダストリー4.0というのが何かをちゃんと認識する必要がある。
    1.0:石炭と蒸気
    2.0:電気と石油
    3.0:IT(情報)によりどこでも作れるようになった。人件費が安い海外での製造。
    4.0:人が不要になる。人件費がゼロになるので自国で安く作れるようになる。
  • クラウドはそんなに事故は起きていない。世界で一番大きいクラウド事故はファーストサーバ。
  • IoTになるとデバイスの管理がとにかく大変。
  • スペインの大規模停電の原因は個体管理ができていなかったこと。安い電力メーターを買ったら、すべて同じ証明書で個体管理ができなかった。
  • デバイスに問題があったらどう対応するか、デバイスの状態をどう知るか、が重要になってくる。
  • やってないことを証明する必要が出てくる。悪魔の証明なので大変。
  • まずは、ID管理をちゃんとやろう。
  • パスワード管理の方法も変わっている。たとえばパスワードを使わない認証が主流になってきている。
  • 端末認証をどうするか、というのもちゃんと考えないといけない。
  • 認証、認可、をちゃんと区別して考えていく必要がある。
  • マイクロソフトのID基盤が良さそう。
  • 以前は使うのが大変だった。お金もかかる。Active Directory を自前で立てるのがつらい。
  • でも今は Office とかを買えばクラウド上での認証基盤が付いてくる時代。
  • 現状で 2400アプリがActive Directoryでペネトレーションできる。
  • 常時接続が前提なので、管理できるようになった。以前は繋がっていない端末のことを考える必要があった。
  • 子供にはPCをわりと自由に使わせているが、レポートにより子供が何してるかわかるからそれができている。
  • 情報セキュリティは普段は何をしなくても良い。何か事故があったときにいちはやく検知して対応する。大事なのは封じこめ。
  • そのためには情報をちゃんと取得しておかないと駄目。情報がないと対応もできない。充分な情報を持てば、安心して、様々な作業ができ、様々なデバイスを使えるようになる。
  • セキュリティ対応で怒られた企業は、そもそも情報を持っていなかったのが悪い。
    JTB、ベネッセ、等も初期対応で十分な説明ができなかった。

セッションの後はランチセッション。
配布されたサンドイッチはとても美味しかったです。

午後も面白い内容が多いので、今からでも聴きに来ると良いと思いますよー。

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