イベント, インフォメーション, コラム, 勉強会

タイトルは釣りです。
今までありがとう「ifconfig」のエントリが大人気だったので真似ただけです。
別にPerlがなくなるとか、そんな話はありません。ごめんなさい。

それどころか、今日から3日間、Perlの熱いイベントが開催されますよ。

YAPC::Asia Tokyo 2014
http://yapcasia.org/2014/

YAPCとはYet Another Perl Conferenceの略で、世界中で行われるプログラミング言語「Perl」にまつわるイベントです。Perlハッカー達が集い数々のトークを行い、それを参加者が見たり聞いたり楽しみます。おっと、ちょっと待ってください。「Perlにまつわる」と言いましたが、YAPC::AsiaはPerlだけにこだわらず、他の言語やWebテクノロジーなど様々な分野の技術話に花が咲く、ITやWebエンジニアのためのお祭りです!今年は「There is more than one way to enjoy it!」をスローガンに掲げ、誰もが色々な楽しみ方を体験出来るYAPCを目指します。

「Perlに限らず」ってのはわりと本当で、トークリストを見ると、Perl限定の話はあんまりありません。

トークリスト – YAPC::Asia Tokyo 2014
http://yapcasia.org/2014/talk/list

Perlの話が少ないので、やっぱりPerlは下火なのかあ、とも思っちゃうかもしれませんが、Perlの話が少ないのは毎年のことです。
それどころか、今もPerlを最前線の仕事で使ってる会社は意外と多いんですよ。
スポンサーリストを見ると、Perlをお仕事で使っている日本を代表するウェブ系の会社がズラリ。

スポンサー – YAPC::Asia Tokyo 2014
http://yapcasia.org/2014/sponsor/

我々DMM.comラボもかき氷スポンサーをさせていただいています。
会場でDMMかき氷を配りますよ。
「DMMかき氷を見かけたらtwitterでつぶやこう!」キャンペーンも行なっていますので、DMMTwitter「@DMM_com」をフォローして、DMMかき氷の写真と共にハッシュタグ(#DMMかき氷)を付けた状態でツイートしてくださいませ。
抽選で1000円分のDMMギフト券が当たります。

DMM.comが作りたての「かき氷」を再現
http://labo.dmm.com/information/2014/0729/

 

また、DMM.comラボでは、LL Diver同様、来場者向け会場ネットワーク構築にも協力させていただいています。

会場ネットワーク – YAPC::Asia Tokyo 2014
http://yapcasia.org/2014/network/

iDC, インフラ全般, コラム

こんにちは、ゲストブロガーのあきみちです。連載第2回は、データセンターに関する記事です。

DMM.comが運営している各種Webサービスは、東京都内3ヶ所と九州1ヶ所、合計4ヶ所のデータセンターに設置された機器から配信されています。DMM.comのようなコンテンツ事業者にとって、データセンターは事業の中心的な機器が設置された非常に大事な場所なのです。

さて、「データセンター」という言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、それがどういった場所で、どうやって使われているのかを知る機会がない方々も多いのが実情です。運営しているWebサイトの規模によってはデータセンターが提供するサービスを直接利用する必要はありません。また、たとえ自社がデータセンターを利用していたとしてもサーバに対して遠隔からのみアクセスするような場合もあります。昨今は、「クラウド」が普及してきたことにより、利用者がデータセンター内に入る必要がないサービスの比率も増えているので、今後はデータセンターに入ったことがないITエンジニアが増えるかも知れません。

これから数回は、日本におけるデータセンターをDMM.com的な視点で紹介するとともに、DMM.comが利用しているデータセンターの一部を写真付きで紹介します。

データセンターが提供するのは場所と電気

データセンターが行っている基本的な業務は、各種機器を置くための場所と電気を提供することです。最近のデータセンターは、様々なサービスを提供しつつサービスを多角化させていますが、昔のデータセンターは、純粋に場所と電気の提供をする、いわゆる「箱」を提供する事業者でした。どちらかというとIT用途の不動産という役割です。

データセンターを使うのはDMM.comのようなコンテンツ事業者だけではありません。大企業の社内システムや金融機関のシステムもデータセンターで運用されていたりします。ISPがデータセンターに機器を置いてインターネットの一部を運営していたりもします。

データセンターは、様々な社会インフラのIT部分を支える非常に大事な施設なのです。

データセンターが提供しているサービスの種類

多くのWebエンジニアの方々が利用する「サーバホスティング」というサービスは、データセンターで場所を借りているホスティング事業者が提供していたサービスを利用するというものでした。データセンター事業者が直接提供するものではなかったのです。しかし、最近はそういったサービスをデータセンター事業者が提供することも一般的になりました。それに伴って、ホスティング事業から撤退した事業者もいます。業界構造は変わり続けているのです。

最近のデータセンター事業者が提供するサービスをザックリと表現すると、以下のようになります。

  • ホスティング借り(クラウド含む)
  • ラック借り
  • エリア借り(ケージ)
  • エリアが大きいと、ワンフロアとか一部屋(フロアが部屋に別れている場合もある)

DMM.comが東京都内で利用しているデータセンターのひとつは、エリア借り(ケージ)です。DMM.comを運用する機器が置かれたエリアの周辺が檻のようになっており、その入り口の鍵を使ってDMM.comの関係者がエリアに入ります。

20140811-IMG_0717

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データセンターのフロアにDMM.com用にケージでエリアを区分けされているのですが、その面積をどのようにするのかが実はいつも悩ましい課題だったりもします。将来の拡張を考えるとある程度余裕を持って面積を確保したいですし、確保しておかないと他社がスペースを契約してしまい拡張したくでも物理的にできなくなってしまいますが、その一方で必要以上の面積を契約してしまうと、実際は使っていないことにお金を払い続けることになります。

将来のサービス拡大を見据えつつ、どれだけの面積を確保するのかもインフラエンジニアの大事な仕事なのです。

データセンターが提供する「場所」

「場所を提供している」とだけ書くと、単に場所を提供しているだけに思えるかも知れませんが、データセンターが提供する「場所」というのは、セキュリティが確保されたうえで適切な温度管理がされています。高度な消火機能も特徴です。多数の機器を運用するための設備が揃った特殊な不動産なのです。

セキュリティがどのように守られているのかは、各データセンターによって大きく異なります。たとえば、指紋、網膜、体重など生体認証システムを備えたデータセンターもあります。外部の人が入る場合には、住所氏名電話番号や身分証明書の提示が求められることもあります。日本ではあまり耳にしませんが、米国では爆発物を伴う外部からの攻撃にどれだけ耐えるかといった観点もあります。

どのように物理的なセキュリティが確保されているのかは、データセンターの大きな特徴であり、各データセンターによって方式も異なるのですが、セキュリティレベルが高ければ高いほど、そのデータセンターを使うエンジニアにとっては面倒な部分もあるのが多少辛いところでもあります。

これもセキュリティの一環なのでしょうが、日本ではデータセンターがどこにあるのかが公開されることを非常に嫌う傾向があります。基本的に、どこにどのようなデータセンターが存在しているのかは公式情報としては公開されていません。入り口の写真を撮影して掲載するようなことも嫌われます。そのような背景もあり、関係者以外は具体的なデータセンターの位置を知らないことも多いのです。

データセンターは寒い!

大量の電気が消費され、多くの機器が発熱を続けるデータセンター内を常に適切な温度に保ち続けるのもデータセンターが提供する大事な機能です。とにかく冷やす必要があるのです。それを実現する空調の方式にも様々なものがあり、各データセンター毎に違います。

20140822-IMG_1004

サーバにとって快適な温度は、必ずしもそこで作業を行うエンジニアにとって適切な温度とは限りません。疲れてくると寒くなってくるということもあります。DMM.comが借りているデータセンターには、上記写真のような上着も置いてあります。作業が長期化して寒くなったときの対策も万全(爆)だそうです。

とまらない電気の提供

データセンターが行っている基本的な業務は、場所と電気の提供ですが、データセンターが提供する電気は「とまらない電気」であり、その部分が非常に重要な要素なのです。日本では、そもそも一般家庭であっても停電が頻繁に発生するわけではないので、「とまらない電気」といわれてもそこまで珍しいと思わないかも知れませんが、データセンターがどこまで発電できるのかが非常に重要視される地域も多いのです。

東日本大震災のときには、日本でもデータセンターにおける発電が大いに注目されました。各データセンターは以前から燃料を備蓄していましたが、備蓄している燃料を使ってしまった後にどこまで燃料を確保すべきかという課題がありました。災害復旧活動などを阻害せずにデータセンター用に燃料をどれだけ確保すべきなのかといったことに悩んだ担当者は多かったと思われます。

電気に関連する設備は各データセンターごとに違います。電源系統が複数あったり、データセンター事業者がUPS(Uninterruptible Power Supply/無停電電源装置)を持っていたりと、様々です。交流ではなく直流を提供してくれるデータセンターもあります。

データセンターで場所を借りる側の視点で見ると、多くの場合は、ラック単位で電圧などを指定します。電圧を指定する必要があるのは、機器によっては日本の一般家庭で使われている交流100Vではない電圧を要求するためです。たとえば、「このラックは100Vでお願いします」「このラックは200Vでお願いします」といった感じです。注文する内容によっては、別途設備工事を依頼して引いてもらいます。

電圧がラック単位で違うこともあるので、どの機材をどのラックに設置すべきかというパズルが発生します。そういったことを含めて、データセンター内での機器配置デザインを決めるのがエンジニアの仕事です。

次回に続く

今回の記事を読んで、「あれ?ネットワークもデータセンターの大事な部分じゃないの?」と思った方々もいらっしゃると思います。そこら辺の話は、次回紹介する予定です。次回は、データセンターからサービスを購入している事業者が外部との通信方法の確保する方法などになります。お楽しみに!

(データセンターを取り巻く状況は国によって多少異なる部分もあります。ここで紹介する話は、あくまで「日本のデータセンター」という視点なのでご注意ください。)

おまけ

そういえば、前回記事では「こんにちは。あきみちと申します。」としか書いておらず、どこのどのような「あきみち」だか不明瞭でした。私は、「Geekなぺーじ」というサイトを運営しているブロガーの「あきみち」です。

なお、余談ではありますが、第一回で明確に名乗らずに「あきみち」とだけ記載したところ、ネット上で「あの、あきみちさん?」といった反応が複数発生し、その後、知人から「あのあきみち」とか「これからはTheあきみちと名乗れば?」といった暖かい激励の言葉を頂きました。

イベント, インフォメーション, 勉強会

毎年夏に開催されている Lightweight Language イベントも今年で12回目を迎えます。

このイベントは毎年、LLなんとか、という名前で開催してるのですが、なんとか、の部分を毎回変えています。
公式開催概要には

LLを深掘りしたいという思いも込め、、、「LL Diver」を開催いたします。

と書いてありますが、「深掘り」というのは後付けです。
お台場で開催されるので、お台場→だいば→ダイバー→Diver、にした、というのが多分本当です。

ということで今週末はみなさんお台場に行きましょう!!

LL Diver 開催概要

  • 日時: 2013年8月23日(土) 10:30-17:30(昼の部) 18:30-21:00(夜の部)
  • 場所: 日本科学未来館(昼の部)、東京カルチャーカルチャー(夜の部)
  • URL: http://ll.jus.or.jp/2014/
  • 公式タグ: lldiver

DMM.comラボでは、来場者向け会場ネットワーク構築に協力させていただきました。

LL Diver 会場ネットワーク
http://ll.jus.or.jp/2014/network

会場ネットワーク構築は、CONBU(COnference Network BUilders)というチームが行なっています。
まだスタートしたばかりの団体なのですが、様々な大規模カンファレンスネットワークを作っていくはずなので、この団体の今後の活動にも要注目です。
イベント毎にスタッフの募集も行なわれるはずです。

CONBU(COnference Network BUilders)
http://conbu.net/

なお、今回のLLイベントでは、久しぶりにお酒が飲める夜の部も開催されますよ。
お酒が入らないと喋れないような発表があるはず。
こちらは会場が小さく、残席は残り僅かですので、お早めにチケットをお買い求めください。
あー、夜が楽しそうだから、昼ぐらいから参加すれば良いかな、と思う人もいるかもしれませんが、私が司会をするセッション(○○ as Code)↓は午前中の最初だったりするんですよね。できれば早起きして欲しいなあ。

LL Diver | ○○ as Code
http://ll.jus.or.jp/2014/program#code

インフラ全般, 小ネタ

はじめまして。3月に入社した年寄りの新人です。

小ネタとしてツールを作ってみましたので紹介します。

Webサーバの応答がちょっと遅いな?とか思ったときにどこで引っかかっているのか大まかにでもわかると切り分けの役に立つと思います。muninのプラグインとしてすでにhttpingプラグインがありますが、もっと細かな情報が知りたいこともありますよね?今回はcurlの-wオプションを使ってmuninのプラグインを作ってみました。curl の-wオプションは以下のように使います。

$ curl -s -o /dev/null -w “%{time_namelookup}\n” http://www.dmm.com

とすると名前解決にかかった時間を表示してくれます。詳しくはマニュアルを参照して頂くとして使える変数と大まかな意味を図示するとこんな感じです。

これClipboard01

コマンドで返される値を使ってmuninのプラグインを作りました。作成にあたっては先ほどのhttpingプラグインを参考にさせていただきました。大変感謝しております。このプラグインを使い色々なページのレスポンスを見てみるとどこに時間がかかっているかわかります。(チェックは5分に1回なので許してね)。こちらは比較的軽いページの結果です。

www.dmm.com

こちらは上に比較すると画像データが多く、表示に少々時間のかかるページです。

www.amazon.co.jp

いかがでしょう?プラグインのソースは以下のようなものです。

このプラグインはmunin-nodeから実行されます。

  • チェック対象のURLはhttp://www1.example.co.jp/, http://www2.example.co.jp/
  • muninのプラグインの置き場所は/usr/share/munin/plugins/以下
  • muninの設定ファイルは/etc/munin/以下

という条件では以下の設定で使えるようになります

  1. プラグインの置き場所の/usr/share/munin/plugins/に 上のプラグインをhttpresp_curl_ のような名前で置いて実行属性を与えておく
  2. /etc/munin/plugin-conf.d/httpresp_curl というファイルを作る。内容は以下の通り
  3. /etc/munin/plugins/ 以下にプラグインへのシンボリックリンクを作る。シンボリックリンクの名前はhttpresp_curlで[ ]の中に記述した名前にする。

以上です

CDN, DNS

昨日、geekなページのあきみち氏ご本人からアカマイの本をいただいたので、早速、読んでみました。

いただいた本↓
Geekなページ:『アカマイ 知られざるインターネットの巨人』を書きました

Akamaiのsurerouteサービスがispにどのような影響を与えるのか、
また、そのサービスはもろ刃の剣でありispに対する優位性が変化してきているというくだりが面白かったです。
あきみちさん献本ありがとうございました。

ところで、この本を読んでいて、ふと
パブリックDNSとCDNの相性問題を思いだしまして、突然ではありますが調べてみようと思い立ってしまいました^^;

一度、こう思ってしまうと寝る間を惜しんで調べてしまうところがツチノコ親分の性なんでしょうかね。

では調査結果を共有します。

googleの運用する8.8.8.8や8.8.4.4などのパブリックDNSは巷ではCDNとの相性は良くないと言われています。

確かに8.8.8.8はanycastのアドレスで台湾に設置されているサーバに振られます。

かつてはakamaiやその他のCDNを利用しているサイトのFQDNで名前解決を行うと台湾のサーバに振られるようになっていました。

結構前の話なので最近はどうなっているのかコマンドを叩いて調べてみます。

akamaiの場合

これを見ると8.8.8.8でもJPのエッジサーバに振り分けられています。
8.8.8.8は間違いなくRTTをみてもTRACEをみても国内のサーバではなさそうです。

limerightの場合

limerightは台湾にエッジがなく香港に設置されているのかもしれません。
いずれにしても台湾のDNSに対しては香港のエッジが返されています。
8.8.8.8を利用した環境においてlimerightを利用しているサイトを利用すると海外のサーバに飛ばされパフォーマンスが低下する可能性があります。

cdnetworksの場合

ここはまた違った結果が。。
KDDIが買収する前は韓国資本の会社
ここの会社はもしかすると、アジア地域のanycastのアドレスは標準で韓国のエッジに飛ばすようになっているのかもしれません。
いずれにしても8.8.8.8を利用しCDNをcdnetworksを利用したサイトを訪れる際は韓国へ飛ばされパフォーマンスが低下する恐れがありそうです。

この3社の結果をまとめると
Akamaiだけが台湾の8.8.8.8でも日本のエッジが返されるようになっている。

ここから見えることは
※あくまで想像です。^^;

8.8.8.8を利用してもakamaiであれば遅延が発生しない

googleとakamaiは仲良しでgoogleがakamaiに顧客のIPを渡している可能性がある。

渡していないのであればJPアドレスなのか否かの情報は渡している可能性がある。

というところでしょうかね。

結論

改善はしている。ただしAkamaiだけで。

パブリックDNSを利用するにはまだ早いかもしれません。
※過去の記事で8.8.8.8に話しをしているのですが浅はかだったかもしれません。^^;

利用するにしても日本国内のpublic dnsを利用するといったところでしょうか。

推測を含んでいる部分が多く、
いろんな誤解が含まれている可能性がありますのでご指摘いただけると助かります。

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