パブリッククラウドのゾーンによるCPU型番の違い

各社のクラウド内のゾーンでCPUの違いを調べてみました。

まずはCPUの型番のおさらいから
※私の知っているクラウド環境でインテル以外のCPUがいなかったのでインテルでの比較のみです。

とりあえず、サーバ製品はXeonの下記の型番だけ覚えておけば良いです。左のほうが最新のCPUです。右側へいくにつれて古い型番のCPUです。
ivyは10月くらいからの製品に搭載されるようになってきました。なので、まだクラウド環境ではお目にする機会はないかもです。遭遇するとラッキーかもしれません。

ivy bridge(E5系v2) > sandy bridge(E5系) >>> westmare(*5600番台) > nehalem(*5500番台) > Harpertown(*5400番台)

また、sandy bridgeからはかなり性能が上がっています。出来ればsandy以降のCPUを選択したいところです。

では、各社を見ていきましょう。

まずはNIFTYクラウドから

NIFTYクラウドはゾーンが3つ存在しています。

1Core 1GBモデル

ゾーン CPU型番 スコア
east-11 X5680 3.33GHz 1544
east-12 X5690 3.47GHz 1564
east-13 E5-2690 2.90GHz 1643

east-13がスコア的にもCPUの型番的にもいいですね。同じコストならeast-13が良い選択かも
※世代が変わってもスコアが合うように設定されているのがわかりますね。

次にさくらのクラウドです。2つのゾーンが存在しています。

1Core 1GBモデル

ゾーン CPU型番 スコア
石狩第一 X5675 3.07GHz 1391
石狩第二 E5-2640 2.50GHz 1407

さくらのクラウドはE5のsandy bridgeが使える石狩第二が良さそうです。

ただ、上記2社は、どのゾーンであってもスコアが合うように設定されていて、どちらのゾーンを選択しても平等になるようになっているようです。※私的にはスコアが同じでもsandyを選ぶかな。

次々と進化していくCPUですが、どこまで同じスコアで合わせいけるのか。
CPUが劇的な進化を遂げたときどのような変化が起こってくるのか非常に楽しみです。
性能に合わせた価格設定になるのかな?

さて、次の会社へいきましょう。

ncomとidcfはゾーンが2つあるのですが、いずれも同じ型番のCPUとなっていました。

最後にAWSです。

有名なインスタンスガチャです。
※awsは同じゾーンで違う型番のCPUが混在しています。

m1.smallとm1.midiumを各20個作ってみました。

出現回数 インスタンスタイプ CPU型番 スコア
18 m1.small E5645 2.40GHz 142
2 m1.small E5507 2.27GHz 137
8 m1.midium E5645 2.40GHz 337
12 m1.midium E5-2650 2.00GHz 309

ここでも他のクラウド事業者同様。スコアがばっちり合うように設定されてますね。どのような型番であっても同じようなスコアになっています。

AWSは少し違うアプローチでCPUの仕事量を調整しているようですね。
同じ型番、同じコア数でもインスタンスのタイプでスコアに違いが出るようになっています。こうすることで各インスタンス間で明確な差別化が行われています。
最新のCPUに足かせをつけることによって3つも4つも世代が古いCPUでも売れる。すごく効率的でAmazon社的には良いのだろうと思います。ただし、現状、価格に反映してなさそうなのでどうなんだろうなあとも思う。。

一方、国産クラウドばCPUのコア数でインスタンスタイプ間で差別化するようになっていてパフォーマンス重視を打ち出しているように見えます。価格性能比もいいですし。国産頑張っていると思います。

 

クラウド

Posted by Akira


PAGE TOP